2012年 06月 21日 |
Less is more
今月は他県のビルダーさんとの約1年間にわたる研修が終わる月となりました。
二ヶ月に一回の研修で得たものは、衝撃と羨望と感動と笑顔と躍動等。
自分にとってもコムハウスにとっても大きな1歩となる研修だったように思います。
そして、今回(最終回)は福岡のマキハウスさん。
ご存知の方も多いと思いますが、『casa(カーサ)』シリーズを考案、進化させているビルダーさんです。
今日はその研修の一部をご紹介♪
まずは、本社ショールーム
これからのコンセプト住宅やカーサシリーズの模型や資料。
もちろん注文住宅やリノベーション(一部体感型ショールーム)コーナーもあり、家や住まい作りを考えている方には、大変参考になる空間になっていました。
コムハウスのギャラリーも更に充実させなくては!!!!!!(>_<)
続いて、
『casa sole×プラスエナジーハウス』のモデル住宅視察
昨今、省エネルギー住宅として、様々なエコ住宅が開発されています。
通常のcasa soleもそんな省エネルギー住宅の最先端なのですが、
エネルギー先進国であるヨーロッパには更に進化した省エネルギー化の技術がまだまだ存在しています。
そのひとつが「プラスエナジーハウス」
日照時間が世界でもっとも短いと言われるスウェーデンにおいて、
太陽光発電を使い、プラスエネルギーにすることができた技術です。
もともと高性能住宅が更なる進化をした。
これは規格住宅だからこその性能であり、価格とのバランスだと思います。
デザインの良さも住宅街に建つと更に際立っていました。
そして、軒のある家『casa basso(カーサバッソ)』
建築的な特徴はシャープでモダンな切り妻屋根。
さらに1m20cmという深い軒(のき)が設えられ、軒下も有効利用されています。
「軒は家を守る傘」をコンセプトに柳瀬 真澄さんによる建築です。
casa bassoは水まわり以外の間取りは住人が自由にプランニングできます。
部屋の一部を収納にしたり、趣味を楽しむアトリエにしたり、またはSOHOのようなオフィス空間に設えたり・・・。
縁側を挟んだLDKと庭の間に生まれる水平の広がりも、casa bassoならではの魅力です。
刻々と移り変わる光や風といった自然を取り入れ、季節を楽しむ家と言えるかもしれません。
日本人の侘び寂びの美意識は、こういったシンプルなモノに宿ると改めて感じることができました(^-^)/
これから先の将来・未来に向けての家作り。
多様化している現代だからこそ、温故知新で日本文化を見直し、
いまなお愛されているデザインとはどういったものかを知る必要があります。
答えは意外と身近で、且つ単純なように思えます。
『Less is more』
この気持ちをこれからも忘れないようにしていきたいものです!!
Kani v(・▽・)v
by com-haus | 2012-06-21 21:25 | ニュース